PFC-FD™療法
PFC-FD™は、血小板の力を活用する治療法であり、血小板由来成長因子濃縮液を凍結乾燥保存したものの商品名・サービス名となります。 「PFC-FD」は、セルソース株式会社がPlatelet-Derived Factor Concentrate Freeze Dryという造語の頭文字から名付けました。


●これまでのPRP療法とは?

PRP療法(自己多血小板血漿注入療法)は、ご自身の血液中に含まれる血小板を利用した再生医療で、血小板の成分だけを高い濃度で抽出し、患部注射することで、損傷した組織の修復(自然治癒力)が促進され、「早期治癒」「痛みを軽減」させる効果が期待できる治療法です。 大リーガーの大谷翔平選手や楽天の田中将大選手が、肘の靱帯損傷の治療で使用した方法です。

PFC-FD™療法(血小板由来因子濃縮物-フリーズドライ化)とは?

PFC-FD™療法,通常のPRPをさらに活性化させ、血小板に含まれる成長因子だけを抽出無細胞化した上で濃縮して、これをフリーズドライ加工したものを注射します長期保存も可能になり、無細胞化するため、通常のPRP療法より注射後の痛みが少ない治療法です。

PFC-FD™療法の特徴

   成長因子総量PRP療法2(※TGF-β)

   注射後の痛みがこれまでのPRP療法より少ない

   フリーズドライ加工(FD)するため、6ヶ月間の保存可能 

  そのため注射日の選択枝が増える。通常のPRP療法は採血当日のみ。

 

基本情報

PFC-FD
(血小板由来因子濃縮物-フリーズドライ化)

PRP
(多血小板血漿注入療法)

成長因子の総量

(PRPの約2倍※)

注射後の痛み

少ない

あり

投与日

採血から約3週間後

採血当日

保存期間

約半年間

当日のみ



PFC-FD™療法の大枠の流れ

  PRP-FD(PFC-FD)治療の流れ

   問診・診察

   患者様から、50mlの血液を採血

感染症の血液検査(HBV,HCV,HIV,梅毒,HTLV-1)を行なった上で、
   
PFC-FD™を作製

血液検査、PFC-FD™の作製に約3週間かかります。
血液検査で感染症が陽性と判明された場合PFC-FD™治療不可となる場合があります。その際は、診察と血液検査費用のみ患者様負担となります。

④ 採血から約3週間後PFC-FD™を患部に注射

 

PFC-FD™療法の対象となる疾患

    変形性関節症(肩・膝・手関節など)

    腱板損傷 

    靭帯損傷  

    腱付着部炎 (テニス肘・アキレス腱炎・足底腱膜炎など)


PFC-FD™療法の施術費用

 初日の採血日と3週間後の注射日の2回の診療は、自由治療になります。
  保険はききません。

  税込み16万5千円を頂戴します。

 
※PFC-FD™は、セルソース株式会社の提供する商標です。